歯のコラム
2023.12.05

小児矯正歯科の選び方 | 4つのポイントを解説!

こんにちは。北九州市小倉北区にある坂口歯科・矯正歯科です。
歯科検診を受ける女の子
「こどもの歯並びが気になる」「かかりつけの小児科から矯正を勧められた」など、お子さまの矯正を検討する保護者の方は多いです。

矯正治療を受ける場合は、どの歯科医院で小児矯正を受けるか決めなければなりません。矯正を始めると長期間通わなくてはならないので、歯科医院選びは非常に重要です。

今回は、小児矯正歯科の選び方を詳しく解説します。矯正を始める重要性や乱れた歯並びを放置する悪影響についても解説するので、ぜひ参考にしてください。

小児矯正とは?

小児矯正をする子供
小児矯正とは、歯が生え揃っていない時期に行う矯正のことです。小児矯正は、以下の2つのステップに分かれます。

1期治療:永久歯が生え揃う前に行う治療
2期治療:永久歯が生え揃ったあとに行う治療

1期治療では、顎と口周りの筋肉の発達を促します。歯が生える十分なスペースを作り、歯が適切な位置に生えるようにアプローチするのです。例えば、拡大装置を使って顎の成長を促進します。

2期治療とは、生え揃った永久歯の歯並びを整える治療です。大人の矯正と同様、ワイヤー矯正やマウスピース矯正で歯並びを整えます。1期治療で理想の歯並びに永久歯が生え揃った場合、2期治療は必要ありません。

小児矯正の開始時期

小児矯正は、69歳の時期に開始するのが理想です。

大臼歯が生え始め、乳歯が抜け始める、生えかわりの期間です。生えかわりの時期に適切に顎の成長をコントロールできれば、大きく歯並びが乱れることはないでしょう。

しかし、こどもの口腔内の状況は一人ひとり異なります。例えば、受け口の場合は3歳程度の早い時期からアプローチしたほうが効果が出やすいでしょう。

お子さまの歯並びや、顎の成長で気になることがあるときは、できるだけ早く歯科医師に相談してください。

小児矯正と大人の矯正の違い

小児矯正と大人の矯正の違いを、表にまとめました。

<小児矯正と大人の矯正の違い>

小児矯正 大人の矯正
・顎の骨や口周りの筋肉が正しく発達するようにアプローチする
・成長を利用して矯正を進める
・痛みが少ない
・抜歯や手術の可能性が減る
・顎の骨は広げられない場合が多い
・歯並びを整える
・痛みを伴う
・抜歯や手術が必要なケースもある


小児矯正は成長期に行うため、顎の骨や口周りの筋肉が正しく成長するように導くことを目的としています。歯並びを整えるというよりも、正しく成長させることで歯がきれいに並ぶためのスペースを確保する、と考えたほうがよいでしょう。

顎の骨や歯肉が柔らかいので、大人の矯正に比べると痛みが少ないことも特徴です。歯を並べるスペースは確保されているので、将来的に矯正治療をする場合も、抜歯や手術の可能性が減るでしょう。

大人の矯正は、顎の成長が止まって歯が生え揃った段階で始まります。顎の骨を広げてスペースを確保するのは難しいことが多く、歯並びをきれいにすることに集中して治療を行います。

顎の骨や歯肉がこどもと比べて硬いので、小児矯正に比べると痛みが出やすいでしょう。歯をきれいに並べるスペースが足りない場合は、抜歯しなければならないこともあります。骨格が原因で歯並びが乱れている場合は、手術をしなければならないでしょう。

小児矯正の費用の目安

小児矯正の費用は、保険が適用されないケースが多いです。そのため、歯科医院によって費用が異なります。

また、口腔内の状況や使用する装置、1期治療で終了するのかどうかなど、さまざまな要素に左右されるでしょう。1期治療、2期治療のそれぞれの費用の目安は、以下のとおりです。

1期治療:100,000500,000
2期治療:200,0001000,000

こどもの歯並びが悪いことによる悪影響

歯並びの悪い男の子
「こどもの時期に矯正をするのはかわいそう」「歯並びくらい放置していても大丈夫なのでは」と考える方もいるでしょう。

しかし、こどもの歯並びの乱れを放置すると、さまざまな問題を引き起こします。

こどもの歯並びが悪いことによる悪影響は、以下のとおりです。

正しい発音を習得できない

歯並びが悪いと、正しい発音ができない可能性があります。例えば、出っ歯やすきっ歯の状態では、舌を前歯につけて発音するサ行・タ行の発音が難しくなります。

口腔内の筋肉や舌の発達が不適切で、発音に支障が出る可能性もあるでしょう。

顎関節症になる

歯並びが悪いと、将来的に顎関節症になるリスクが高くなります。歯並びが悪いこどもは、噛み合わせも悪いことが多いからです。

一点に集中して力がかかっているなど、顎関節に負担をかけている可能性があります。過度の力が加わると、顎関節症になります。

顎関節症では、口の開閉時にカクカクと異音が鳴る、食事の際に噛むと痛む、口を開けられないなどの症状が現れるでしょう。症状が悪化すると、日常生活に支障が出ることも少なくありません。

将来的に肩こりや頭痛の原因になる

歯並びや噛み合わせが悪いと、肩こりや頭痛に悩まされる可能性があります。上述しましたが、噛み合わせが悪いと顎関節に負担がかかります。

顎関節に一定の負荷がかかり続けると、肩や首の筋肉が緊張し、肩こりや頭痛を引き起こすのです。

虫歯や歯周病になりやすい

歯並びが悪いと、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。歯並びが悪い部分には食べかすやプラークが溜まりやすく、歯ブラシの毛先が届きにくいからです。

特に生えたばかりの永久歯は、エナメル質がしっかりと形成されていません。虫歯になりやすく、進行が早いです。

しっかりと噛めない

歯並びや噛み合わせが悪いと、しっかりと噛んで食事ができないかもしれません。前歯で噛みきれない、奥歯でしっかりと噛めないなどの問題が生じやすいです。

適切に咀嚼できないまま飲み込むので、胃腸にも負担がかかるでしょう。

小児矯正歯科の選び方 | 4つのポイント!

小児矯正を受ける子供
矯正は長期に及ぶため、矯正を始めると通院し続けなければなりません。保護者の方もお子さまも、安心して通える小児矯正歯科を選ぶことが重要です。

小児矯正歯科の選び方について解説します。

通いやすい場所にある

通いやすい場所にある小児矯正歯科を選ぶことが重要です。

使用する器具やお子さまの歯並びの状態にもよりますが、小児矯正では月に1〜2回の通院を数年続ける必要があります。問題が起きることもあるので、月に3回以上受診する場合もあるでしょう。

遠方の小児矯正歯科を選んだ場合、通院が負担になる可能性があります。お子さまや保護者の方の負担を減らすためにも、通いやすい場所にある小児矯正歯科を選びましょう。

丁寧に対応してくれる

丁寧に対応してくれるかどうかは、小児矯正歯科を選ぶ際の重要なポイントです。メリットだけでなく、デメリットも含めて治療内容を説明してくれるかどうか、費用も明確に説明してくれるかどうかを確認しましょう。

相談しやすい歯科医師かどうかも重要です。不安を抱えたまま治療を受けるのは、保護者の方にとって大きなストレスになるかもしれません。親身に話を聞いてくれる歯科医師、歯科衛生士が在籍している歯科医院を探しましょう。

こどもだからと冷たい対応をする、心ない言葉をかける歯科医院は避けたほうがよいといえます。保護者の方だけでなく、お子さまにも丁寧に接しているかどうか確認してください。

小児矯正の症例数が豊富である

矯正歯科の経験が豊富なことはもちろん、小児矯正の症例数が豊富で、経験とスキルがある歯科医師の治療を受けましょう。

小児矯正は、こどもの成長に合わせて治療を進めなければなりません。生えかわりや顎の骨の成長速度は個人差が大きいため、一人ひとり丁寧に診察し、治療計画を立てる必要があるでしょう。

また、矯正治療は長期にわたるので、モチベーションを保てないこどもも多いです。特に、保護者の方の意向で矯正を決定した場合、通院したくないという日もあるでしょう。

小児矯正の症例数が豊富な歯科医師は、お子さまの気持ちに寄り添いながら治療を進めてくれます。

お子さまが通いやすい雰囲気である

お子さまが通いやすい雰囲気かどうかも重要です。矯正治療を受けるのはお子さまなので、長期に及ぶ治療期間中、リラックスして過ごせることが大切でしょう。

歯科医師や歯科衛生士とお子さまの相性がよいか、恐怖を感じていないかなど、しっかり観察してあげてください。病院内の内装やディスプレイなど、お子さまがリラックスできる工夫がされているかも確認するとよいでしょう。

まとめ

笑顔の子供
小児矯正は、こどもの成長に合わせて顎や口腔内の筋肉が正しく発達するように導く治療です。歯が生える十分なスペースを確保することで、歯並びと噛み合わせを整えます。

大人の矯正と違い、こどもの成長を利用して進めるため、痛みが少ないことが特徴でしょう。将来的に矯正治療を受ける場合、抜歯や手術の可能性を低減できます。

小児矯正歯科を選ぶ際は、通いやすいか、丁寧な対応をしてくれるか、経験が豊富か、お子さまがリラックスできるかを考慮して選んでください。

小児矯正を検討されている方は、北九州市小倉北区にある坂口歯科・矯正歯科にお気軽にご相談ください。

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